FMねまらいんとは

nema_logo「FMねまらいん」は、岩手県大船渡市で平成25年4月5日に開局したばかりの生まれたてのコミュニティFM局です。

「ねまらいん」とは、この地方の方言「気仙語」で「ねまらい」からきており、「ちょっと座って休んでいきなさい」という意味です。これは市民に公募して130通の応募の中から選ばれました。震災以降、頑張り続けてきた大船渡の人達に少し心を休めてもらい、市民に寄り添った存在になれることを目指しています。

パーソナリティは臨時災害FMを経験した3名がメインを努め、その他に市民の個人やグループがボランティアでそれぞれのオリジナル番組を担当し、放送しています。

3・11大船渡の町が津波に襲われた時、市内は長期間の停電となりテレビを見ることも出来ず、NTTの局舎も被災したために電話も数ヶ月使えない状態になりました。そんな時に唯一情報を得ることが出来たのはラジオでしたが、大船渡にはコミュニティFM局が無く、受信出来たのは盛岡からの県内全体をカバーする放送局だけだったので、県内全域に関する情報しか入手できませんでした。しかし、突然の大災害の中で知りたかった情報は避難所や家族の安否に関する情報でした。

岩手県の沿岸部にはこれまでコミュニティFM局は存在しませんでした。広告収入に依存するため、商圏の小さな沿岸部では採算が取れないと考えられてきたからです。私達は何とか自分達が経験したこの苦労を無駄にしないで他の地域の為に活かせないかを考え、大船渡市が防災情報通信基盤整備の一環でコミュニティFMを整備し、それを民間が運営する「公設民営方式」で運営していく新たなビジネスモデルに挑戦しようとしています。

大船渡市内には、不満を心のなかにぐっと抑え込んだり不安で眠れぬ夜を過ごしている人もまだ沢山います。
「FMねまらいん」はそんな思いを受け止めることで気持ちが少し軽くなりながら「ねまって」もらえる存在になれるよう頑張ります。